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フーガ |
ひとつのモチーフが形を変えながら、繰り返し何度も提示されていく音楽の形式のこと。提示と提示の間には嬉遊部と呼ばれる自由な部分が挟まれ、曲の最後にはモチーフが畳み掛けられる追迫部(ストレッタ)が用意されるのが一般的。作品中では嬉遊部をintermissionと呼び、暗示的なタイトルが付けられている。ではこの小説において繰り返されるモチーフは何か。それはお読みになってお確かめください。
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道 |
1954年アカデミー賞外国語映画賞を受賞した、フェデリコ・フェリーニ(1920-1993)の名作。
粗暴な大道芸人ザンパノに妻として買われた、知恵遅れの女ジェルソミーナ。
必死に尽くす彼女だったが、知り合いの男をザンパノに殺され、発狂して捨てられてしまう。
時が流れ、ジェルソミーナの死を知ったザンパノは、ひとり慟哭するのだった。
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シシフォス |
ギリシャ神話で太陽神ヘリオスの孫であり、コリントス初代の王。人類の中で、最も狡猾な男であるという理由で、ゼウスの怒りに触れ、大きな岩を山の上まで持ち上げ、落とし、また山の上まで持ち上げ、これを永久に続けるという罰を与えられる。
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グリュックス・シュバイン |
ドイツで誕生日、旅立ち、正月などに渡される豚のフィギュア。豚と1ペニヒ硬貨を合わせたもので、豚と四葉のクローバーも用いられる。豚は多産であり、肉、皮、内蔵、脂と役立つため、幸福の象徴とされた。
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Nottrno Indiano |
1943年生まれのイタリア人作家、アントニオ・タブッキによる小説。邦題は『インド夜想曲』。イタリア人の主人公が失踪した友人を追ってインドを旅する幻想ミステリー。12夜の断章からなる構成だが、最終章に凝ったからくりが仕掛けられている。
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夜の曲がり角 |
トルーマン・カポーティ(1924-1984)の後期短編集『カメレオンのための音楽』に収録された小説。
正しくは『夜の曲がり角、あるいはシャム双生児はいかにしてセックスするか』。
カポーティは数々の奇行と社交好きでも知られる。
21歳にして『ミリアム』でO・ヘンリー賞受賞。代表作に『ティファニーで朝食を』『冷血』。
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T2=4π2R3/GM |
ケプラーの第3法則「惑星の公転周期の2乗は軌道の半長径の3乗に比例する」を表した数式。1619年、ヨハネス・ケプラー(1571-1630)によって発見された。ニュートンが万有引力の法則を発見する大きな手がかりともなった。
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ハイフェッツ |
ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)はリトアニア生まれのヴァイオリニスト。ロシア革命を避けてニューヨークに身を置いて以来、半世紀に渡って当代一のヴァイオリニストとして君臨する。そのレパートリーは膨大、華やかな装飾や離れ技を盛り込んで聴衆を大いに喜ばせつづけた。
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ヴィスコンティ |
ミラノ生まれのルキノ・ヴィスコンティ(1906-1976)は、貴族階級出身の映画監督、舞台演出家。42年に『郵便配達は二度ベルを鳴らす』でデビューして以来、妥協を一切許さない荘厳な作風で知られる。代表作に『ベニスに死す』『家族の肖像』、舞台演出では『恐るべき子供たち』など。
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コックサッカーブルース |
1. 村上龍(1952-)の長編小説。SMパーティで少女を電動ノコギリで切り刻んだ女を筆頭に、性的フリークスが百鬼夜行。
2. ローリング・ストーンズの未発表曲。未発表映画のタイトルでもある。
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種まく人 |
1. 新約聖書、詩篇126篇が「種まく人」。苦難や困難の中にあっても、神キリストを信じて生きること。それが信仰の種まきであると説く。
2. ロレンス・ヴァン・デル・ポスト(1906-1996)の小説『影の獄にて』第2部のタイトル。奇形の弟への愛憎、第二次世界大戦下の捕虜収容所での友情と自己犠牲が書かれる。邦題『戦場のメリークリスマス』として映画化。
3. ミレー、ゴッホの絵画の題名。
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グレン・グールド |
カナダ生まれのピアニスト(1932-1982)。1956年に初のアルバムとなる「ゴールドベルク変奏曲」を発表。斬新な奏法と新解釈で、世界的な評価を得る。64年以降はコンサートから手を引き、スタジオでの活動に没頭。81年に再録された「ゴールドベルク変奏曲」は56年版とは全く異なる解釈で最高傑作となった。
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チッカリング |
スタインウェイより歴史が古く、1820年に設立されたアメリカのピアノメーカー。鋼鉄製のフレーム、高音弦の上に低音弦を張るクロスストリングと呼ばれる手法から明るいサウンドが特徴である。グールドは幼少時に弾いていたこのメーカーを愛し、スタインウェイをチッカリング風に調律していた。
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シャコンヌ |
音楽形式の一種。元来は緩やかな3拍子による16世紀の舞曲で、スペインないしはその植民地が起源と言われる。のちに4小節もしくは8小節の主題を持つ、3拍子の変奏曲をさす語として用いられた。最も有名なシャコンヌは、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」の終楽章。
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タピエス |
アントニ・タピエス(1923-)は、ミロ以降のスペイン現代美術を代表する抽象画の大家。大学で法律を修めたのち、美術大学でデッサンを学ぶ。自らの芸術をマテリアリズム(物質主義)と呼び、壁、土、麻布、藁のような「もの」が主役となる独自のスタイルを構築。
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ピアフ |
フランスでは別格の人気を誇ったシャンソン歌手、エディット・ピアフ(1915-1963)。恋愛に生きた彼女は、大スター、イブ・モンタンとの恋から「ラヴィアン・ローズ」、ボクシングの世界チャンピオン、マルセル・セルダンとの恋から「愛の賛歌」を書いた。
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レマルク |
エリッヒ・マリア・レマルク(1898-1970)は、ドイツ生まれの小説家。
1929年、自身の戦争体験から『西部戦線異常なし』を発表した。
ナチス政権下ではこの小説がもとで迫害を受け、アメリカに亡命。
第二次世界大戦前夜のパリを舞台に悲恋を描いた『凱旋門』を発表し、世界的なヒットとなった。
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ゴドー |
アイルランド出身の劇作家・小説家・詩人のサミュエル・ベケット(1906-1989)による戯曲『ゴドーを待ちながら』のタイトルより。田舎道で二人の男が会話をしているが、何も起こらない。新たに二人の男が登場するのだが、やはり何も起こらない。何も起こらないまま、ゴドーも現れないまま、ないないづくしで劇は終わる。
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FORTRAN |
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1954年にIBMのジョン・バッカスによって考案された、コンピュータにおける史上初の高水準記述言語。FORmulaTRANslationの略であり、科学技術計算に向いているとされる。仕様を拡張されながら、現在でも使用されている。
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オーレおじさん |
童話『眠りの精オーレおじさん』の主人公。作者はデンマークの文学者ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)。子供の目に甘いミルクを差して眠らせると、良い子の上には絵の描かれたこうもり傘を広げる。するとその子は、ひと晩中、尽きることなく楽しい夢を見る。行儀の悪い子供の上には何も描かれていない傘を広げる。するとその子は、朝まで何の夢も見られない。
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悪の華 |
フランスの象徴派詩人、シャルル・ボードレール(1821-1867)の詩集。
既存の価値観では醜悪のかぎりだとしても、来るべき世界ではむしろ美しいと呼ばれるだろう行為が書き連ねられている。
しかしこの新たな道徳観は受け入れられず、ボードレールは不道徳の罪で起訴されてしまった。
「深処絶叫」はこの一篇。
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アリス・ミラー |
スイス生まれの精神分析医。代表作に『魂の殺人 親は子どもに何をしたか』『才能ある子供のドラマ』『禁じられた知』『子ども時代の扉を開く』。子ども時代に受けた心の傷を放置しておくと、犯罪に走ったり、自傷行為といった形で自分への暴力に向くことがある、と警告した。また、虐待の連鎖についても詳しい。
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